ホテルで弾く

ホテルで楽器弾いちゃうのって、いけないだろうと思いつつも…
月曜にならないと大学のレッスン室は借りられないし、
この反日ムードの中、公園で弾くのも何だと思いながら、
つい、ホテルの中で三味線、弾いちゃいました。

もちろん、最初は音をすごく落としていたのですが、
だんだん、一生懸命になってくるので、自然といつの間にか、いつもと同じようになってきたりして…

ドンドン!
「ホテルの従業員ですが~」
ドアをノックする音が!

やば~と思って慌てて三味線を布団の下に隠して、しらばっくれて、出て行ったら
「新聞です~、後、シャンプーとか何か足りないものありますかぁ?」
と呑気な笑顔がそこに…

ははは…多分、聴こえてたよね?私の音。
まぁ、別のお客から文句が出てないのであれば、面倒くさいことは言わないってことなんだろうか?

よかった~
というわけで、
引き続き、「津軽タント節」だぁ~

ところで、演奏旅行する方たちってどうしているのだろう?
そういう大物な方たちの場合は、リハとかちゃんと会場でして、ホテルに帰ってきたら、やっぱり楽器をさわるってことはしないんだよね、多分。
私はとにかく楽器を始めて十年も経っているわけではないので、一日、楽器に触れないと恐怖なんですよ。
1日触らなかったら一週間退化するような気がする。
どうしても触れられない時は、手だけ動かすとか、目をつぶってイメージだけで本番のように弾いてるつもりというのを必ずやることにしています。
傍から見たら、滑稽でしょうね。

万年学生

さて、20歳からず~っと学生をしている私ですが、先日、同級生の出生年を知って、自分より年上だと知り驚きました。

最終学歴が自分より下だったから、年齢も自分より下かと勝手に思っていた…

人は見かけや言動によらないものです。

一般的に舞台に立つ方や、芸術関係の先生してる人等は若く見える人が多いですけどね…

50超えてても、博士課程では珍しくないしね。

でも、それでいて、話していて、おじさんと話しているという感じは全くしないというか…

だいたいは独身だから、そうなのかなぁとも、思ったりしたけど、

中には、大きな息子がいるという人なんかもいたりして…

私は90になっても60にしか見えない~と言われるような婆さんになりたいと思っています。