天河石(てんがせき)、英語で言うとアマゾナイトという石が大好きで、見付けるとつい買ってしまいます。
パワーストーンとしての効果は、「希望の石」
夢を後押ししてくれる石だと言われています。
天河石には、産地がいろいろあって、同じ石でも産地によって、青から緑の間でいろんな色があります。
私の緑よりの色の天河石のブレスレットを見たある人が「それ、ヒスイ?」とおっしゃいましたが、「アマゾン・ジェイド」という言い方もあるくらい、天河石の中にはヒスイっぽいものもあります。
石って、よく見ないと別の石だということがあるのですよね。
意外と別の石が染められて、まことしやかに違う名前の石として売られていたりして…
そんなわけで、私の持っている天河石も、値段が安いものはおそらく、別の石なんじゃないかな。
クォーツァイト(珪岩)を染色したものが「アマゾナイト」として多く出回っているそうです。
ちなみに、ペンダントは中国で買ったものですが、かなり緑色をしているので、ロシア産だという答えを期待して、販売員のお姉さんに「新疆とかで採れたの?」と聞いたら、「いや、多分、南アメリカだったような…」と言われ、だったら普通はもっと青いでしょと内心思った記憶があります。
(まぁ、うんとまけてもらったから偽物でもいいかと…)
石とか、骨董とか、絵画とか、真贋を見極める方法というのが、いろいろあるわけだけど、結局のところ、本物をたくさん見てきた人は、なんとなく本物と違うと直感的に分かるんだろうな。
あとは、どこが本物と違うか分析していけばいいわけで…
もちろん、知識としてこういう偽物、ああいう偽物があるっていうことを、後でいっぱい勉強したら、それはそれで真贋を見極められるのだろうけど、直感で「なんか違うな」と最初に見当をつけるということはできなさそう。
前者は、すぐに結果が出るし、後者は、無理矢理結果が出せるかもしれないだけ。
でも、本物を幼い頃から身近に見てこられる人って、極めて少数の恵まれた人だよな…
極めて希少な匂いを知っている人、極めて希少な味を知っている人、極めて貴重な美術品をいつも見てきた人、極めて芸術的な音楽をいつも聴いてきた人…
ずるい、ずるいな~
後付けでいろんなこと覚えるのが、なんだか虚しいような気がしてしまう。
なんか、オチのない暗い話でごめんなさい。