チューナーを怪造(笑)

seiko

え~、今まで何を弾く時にもSEIKOのチューナーにお世話になっていました。
しかしながら、こんなデカイもん舞台そでまでもっていけないわ~
いつも懐に入れてたけど、かさばる、かさばる!

 

 

そこで、先日、津軽三味線のドラゴンJimmy先生の改造チューナーに一目ぼれ。
ドラゴン先生の記事はこちら↓
http://ryusho.cocolog-nifty.com/jimmy/2013/08/post-95bf.html
http://ryusho.cocolog-nifty.com/jimmy/2013/08/post-673b.html

これは、KORG クリップ式 ギター・ベース用 チューナー pitchclip(PC-1)というやつからクリップを切り取ってしまえ~っていう改造です。
通常はクリップでとめてこういう風に使います。
↓ピッチクリップを二胡に留めてみた図。

korg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それが、クリップを切って改造しちゃうと三味線にこういう風につけられるわけです。

korg2

あはは~
もちろん、ペンチとかドライバー使って自分で、切ったよ~
ワタシ、怪力だってよく言われるの(^^;
あはは~ドラゴン先生の写真は「C」でキッチリ真ん中で合ってるのに、私のピッチ「A」も「C#」も高め~
自分で楽器とカメラ持ったまま、今でしょってところで、シャッター切れないよ~

中国音楽愛好者の集い

「中国音楽愛好者の集い」というチャリティコンサートを聴くために、日曜日、太田文化の森ホールに行ってきました。
日本でも本当に二胡弾きさんが多いんですね。
日本人の感性による二胡というものは、こういうものなんだ~とちょっと分かったような気がしました。
というのも、私は二胡を中国で、日本語の分からない中国人からしか習ったことがないもので…

大勢で二胡を弾くという感覚そのものがよく分からなかった私でしたが、この感覚何かに似てるな~と思って、よくよく考えてみると、
「小中学生の頃、クラスで歌った合唱っぽい」かも。

ところで、私は中国人の先生に「やっぱ日本人が弾くとちょっと変わっている」と言われ続け、自分ではさっぱりどこがどう違うのか分かりませんでしたが、人のを聴くとちょっと分かったような気が…

「どこか懐かしい優しいメロディ」
誰しもそういうのが心地よいと感じるわけですが、日本人の場合、そういうのって、唱歌とかなのかなって思います。
新疆とかチベットの少数民族音楽を外国からやって来た二胡という楽器で弾いているのに、日本の唱歌っぽいな~と感じたのは初めての体験でした。
いいとか悪いとかいうんじゃなくて、単純にこういうのも日本でならアリなんだ~と思っただけです。

二胡が日本に根付くとこういうことになるんだ、ということが何となく分かった半日でした。

あと、大三弦と二胡の合奏が聴けて楽しかったです。
あの名曲「二泉映月」を二胡に寄り添って三弦が弾くとこうなるんかい、と感心しました。
確かに私も、大三弦の基本の調がGなので、二泉なんていいかも、と思ったことがありますが、あまりにも有名な曲なので、やる勇気がなかったのよ。
すみません、主旋律の素敵な二胡のメロディをほとんど聴かずに三弦の音を追って、ひたすら三弦の手元を見続け、どういう滑音を合わせるのか、気にしてました。
わはは…職業病ね(^^;;

楽しかったけど、本音言うとちょっと疲れた~
だって、1時半から6時半…長い~
私はがんばって全曲、聴きました(エントリーは30組程度で、一組が1、2曲弾いてるんで
相当な曲数です)

来年は、弾く側になりたい^_^
もちろん、三弦で。
できれば、誰かに二胡か古筝で合わせていただけると楽しいのになぁ。
ちなみに、このコンサートは、弾く側、聴く側、共に募金するちゅう企画だそうで、今年は第三回目、来年もきっとあるのでしょう。
この企画の詳細はラサ企画さんのウェブサイトで確認できます。

http://lasa-kikaku.cside.com/thoma/index.php?itemid=740

二胡LESSON100

祝百回~~~!!!
最初にコメントくれた方にXXプレゼントとかの予定は別にないですスミマセン。私との握手でよければ…(^^;いらねぇって…)

あいかわらずの「賽馬」です。
「やっと、何かを言おうとしているなぁってことは伝わってきたよ」との評価です。
そうですねぇ…
才能のある方や、長年やっている方なんかは、楽器が自分の身体として普通に機能するので、まるで自分が話しているかのごとく音が出るのだと思いますが、素人はそういうわけにはいかないものね。
いわゆる普通に譜面どおりに弾けても、ただ弾いてるだけで、演奏してないっていうか、演奏者と曲が分離している状態なんですよね(上手く言えなくてすみません)

今回のレッスンは、如何に練習すべきかということを教えていただきました。
例えば57~68小節、「たーたたたーたー」の二番目の「た」がはっきり聴こえないし、「たーたた、たーたー」という具合に、2拍目に、余分な休符がわずかに入るので、リズムが乱れるのです。そういうところを自分できちんと聴いていないといけないと言われました。
考えて見たら、練習できてないというのは、つまるところ、自分の音を客観的に聴けていない→直すところも分からず、ただひたすら、そのスピードで弾けてるかどうかを基準にして繰り返し弾き続けて時間だけを消費している、そういうことなのでしょうね。
やっぱ、しばらく練習したら、録音してみないと、自分がどう弾いてるのか、実際には分かってないんだろうなぁ。
69~72小節なんかも、無理矢理弾けてるけど、注意して聴いてみると、70小節の終わりと71小節の始まりが繋がってなくて、途切れてるんだよね…
中央音大の先生の録音とか聞くとすごいよね…どんなに音をスローで再生してみても、音がきちんと均等に聴こえるの…(プロだから当たり前だけどね)これが素人の演奏だと全体的に速くても、スロー再生なんかしてみると一つずつの音にばらつきがあったりして…

あと、クライマックスの「32123212」を繰り返すところ、3にアクセントをつけるものの、一拍目の3と二拍目の3につくアクセントは同じじゃいけない…二拍子なんだから一拍目の頭が一番強くて、二拍目の頭はいくらアクセントをつけるべきと言っても一拍目ほど強く弾いちゃいけない。でも私が弾くと全部同じ(あうぅ)

ところで、話変わるけど、音量の話し。
以前、日本の某楽器店で、二胡を試奏したとき、その場にいたお客さんに「大きな音が出るのね」と言われたことがあります。
きっと、私の音はその人よりは大きく響いたのでしょうけど、自分的には私の音なんて、全然大きくないよ。
こっちは「最大級のフォルテシモ出してぇ~」と思って弓の速度を思いっきり上げているつもりでも、技術が足りなくて、二胡が大声で叫んでくれないので欲求不満です(^^;
つまり楽器が身体の一部になっておらず、着ぐるみを着て不自由な思いして楽器を弾いてるような気分でしょうか。
ナナ先生が思いっきり弾くとすごく鳴るのよ。
日本人は往々にして、住宅事情やご近所迷惑を考慮してちまちま弾く癖があるので、小さい音しかしないわけだけど、これじゃあ、いつまでたっても鳴らないよね。
毎日、思いっきり鳴らせる環境にある私でも、ナナ先生のようなフォルテシモ出せないんだから…

【余談】
もともと日曜日のレッスン予定でしたが、当日の朝、「ごめん、急な仕事があって出かけるので、月曜日のレッスンじゃだめかな?」と連絡有。で、月曜日になったら、「今まで録音スタジオで缶詰にされていて、まだ終わらないから、まだ家に帰れない。午後に状況見て、レッスン時間決めよう」と言われて午後にメールしたら、「やっぱり家に帰れない(;_;)」とのお返事。結局レッスンは火曜日になりました。なんでも、せっかく録音したものが、パソコン固まってパァになって録り直ししたんだとか…可哀そう~

で、何日も留守番したワンちゃん達、ご機嫌斜め(もっとも近所に住むナナ先生の友人が面倒みてました)。
四匹のわんこ達は、ご主人様に構ってほしくて、いつにも増して煩かった~
レッスンの始めと中盤は大人しくしてたけど、レッスン終盤には、私の弾くメロディに合わせて、なんと相槌を打つかのごとく、「がう♪がう♪」言うんですよ。
あんまり可笑しくて、笑ってしまった。
わんこ達は私が帰るまで待ちきれない様子で、「ゲージから出せぇ、出せぇ」というオーラ全開。
「そんなに構ってほしいのか君らは?え?お望みなら私がベタベタしてやろうじゃないか」と一匹を抱っこしたら、すごい勢いで、他の三匹が突進してきました。
ナナ先生が、「こいつら、なんとかしてぇ」と言っている意味がよく分かりました。
ちなみに、白いメスは、「丸子」という名前。日本のアニメ「ちびまるこ」からとった名前だそうです。
もともと一匹しか飼っていなかったのに、幼なじみのお友達が米国へ留学してしまったので、その子をひきとって二匹に。で、その二匹の間に子犬が二匹産まれてしまった…。妊娠は二回目だそうで、前回生まれた子たちはもらわれて行きました。今回の子犬は一匹は貰い手がついてますが、もう一匹は、まだ未定なのだとか。