魔術グラブ始まりました

「おでん始めました」じゃないですけど、
「魔術クラブ始まりました」という張り紙を食堂前で見つけました。

ははは…日本語だと何事かと思うけど、実は単なる「マジック講座が始まるよ」っていうお知らせです。
魔術は「マジック」でマジシャンは「魔術師」です。
どうやら、学生部が運営しているようですが、ストリートマジックとか、舞台マジックとか、タネをいろいろ教えてくれるようです。

ううむ。
昔、テレビでミニのチャイナドレスを着て、優雅にマジックするお姉さんが忘れられないんだけど。
あれは、たま~に太ももチラリで、タネから気をそらしてはるんやな~と感心して見てしまいました。

将来のご飯のために、教わっておくべきか…
(この歳で太もも出すのは無理だけど(笑))

面合 おもあわせ

たまに、論文や文章の校正を頼まれて、見ることがあります。
どんなに語学の達者な人でも、やっぱり母語のレベルに達するのはかなり難しいわけで、そうである以上、どうしても最後にネイティブが見る必要があるわけですよね。
母語の論文だって、何言ってんのか分かんないってケースもないことはないんだし(^^;

書き間違えていても、だいたいこういうことが言いたいんじゃないかと、中国語の原文が思い浮かぶような表現もありますね。

で、タイトルの「面合」ですが…何を表現したいのか分かんなかった。
ひょっとしたら、私の日本語のボキャブラ不足かと思って調べてみました。
実際、私は翻訳や校正をするとき、専門分野の文章であれば中国語の辞書はあまり見る必要ないですが、日本語の辞書の方はたくさん引きますね。
知っている単語でも、ひょっとして使い方間違ってないかとか、もっといい表現あるんじゃないかとか、特に校正なんかの場合(誤字脱字、てにをはの修正以外の表現の修正も含む)、相手に「こういう風に書いた方が分かりやすい」とアドバイスすることになるわけですから、慎重にもなります。

「面合せ」とは、二つの物の表と表とが合うように重ねること。

しかしながら、文脈と全然あわない…
もともと引用部分だったので、原文を見て初めて分かりました。
「面会」と書きたかったのを、「面合」って打っちゃったってことでした~
多分、読み方から打ったのではなく、漢字から打ったのでしょうね。

まぁ、皆さん、いろいろありますわね。
私も大昔、「発電站」を「発電所」と翻訳すべきところ、「発電駅」って書いちゃったことあるし。
要するに、「火車站」とかだと「電車の駅」っていう意味ですから、つい、それにつられちゃったんです。
疲れてたんですねぇ。
今でも、これをネタに、当時の上司だった弁護士に笑われます。

ちなみに、私なんかは「面合」という漢字をみただけでは、何となく、面(小麦粉?)、合(混ぜ合わせる?)という中国語のイメージが膨らんで、何で料理の話が出てくるんだろうって思いましたね(笑)