魔術グラブ始まりました

「おでん始めました」じゃないですけど、
「魔術クラブ始まりました」という張り紙を食堂前で見つけました。

ははは…日本語だと何事かと思うけど、実は単なる「マジック講座が始まるよ」っていうお知らせです。
魔術は「マジック」でマジシャンは「魔術師」です。
どうやら、学生部が運営しているようですが、ストリートマジックとか、舞台マジックとか、タネをいろいろ教えてくれるようです。

ううむ。
昔、テレビでミニのチャイナドレスを着て、優雅にマジックするお姉さんが忘れられないんだけど。
あれは、たま~に太ももチラリで、タネから気をそらしてはるんやな~と感心して見てしまいました。

将来のご飯のために、教わっておくべきか…
(この歳で太もも出すのは無理だけど(笑))

女学生のある大変な一日

一応、女学生です、私も。

5時半起床
いつもは六時半~七時半ぐらいの間に、日光に反応して自然に目が覚めるのだけど、この日は腹痛で目が覚める。
夕べ食べたものが消化不良のようだ…
胃が痛いのがしばらく続いたら、今度は腸が痛みだす…
はっきりって腹下したんだなぁと思いつつ、別に熱があるわけではないので、食中毒というわけでもない。
単に消化の悪いものを夜遅くに食べてそのまま寝てしまったのがいけないらしい。
ずっとトイレとの間を行ったり来たり…
そういう日に限って、午前中に三弦の専門科目のレッスンが入ってたりして実にマズイ。

八時半頃
いつもならとっくにレッスン室を借りて練習しているところだけど、それどころじゃない。
やっと出るものもなくなって、脱水状態かもと思いつつ、甘い紅茶を飲んで水分と糖分補給。
10時には講義室に行くべきなので、それまで、宿舎で練習。
すると、隣の韓国人学生がトントンと部屋をノック。
わ~、音出して、これはまずかったかなと、おそりおそるドアを開けると…
ニコニコ立ってて、「いや~いい音出してるね~ボクこれから講義だから、バイバイ」とだけ挨拶された。
多分、普段私はあまり部屋に居ないので、単に挨拶したかっただけらしい(^^;

10時
教学楼の下のエレベータ前に行くと
「先生!今エレベータ修理中だから、悪いけど階段使って~」と言われる。
そうなんだよね、同じ学科ではない人や職員さんからはよく「先生!」と呼びかけられる。
面倒くさいので、否定はしない…
しかし、こんなに下手くそな先生いないって。
違う学科の人からは、ある程度、歳いってるし、いつも楽器持ち歩いていれば、必然的にあの人は先生だろうと思われてしまうのだ。
購買部のおばちゃんにもよく「こんな時間まで授業?先生は大変ねぇ」と言われたことがあるが、大変なのは私に付き合った先生の方(笑)

10時20分
レッスン室前。
としみね先生がレッスン室の前で隣の先生と雑談中
「あれ、お前、何でこんなに早く来たの?」と言う
え?先生、いつの間にか時間割調整していて、私は一時間後だった…
ついでにいうと、私の後ろの子の授業も調整していて、私の前に入れるから(彼らは専攻ではなく副科なので、すぐに終わるから前にしたらしい)、もう少し外で練習してろと言い渡される…
そう、日本のお稽古ごとの先生と違って、中国の大学の先生は(日本の音大はどうか知らないけど)結構アバウトに予定を組みかえる(^^;

11時
レッスン開始。
いつもより速い速度で先生と一緒に弾いたため、すげ~音程狂って、先生に左手を叩かれる
殴られるわけではないが、パンと飛んでくるので、三回目は反射的につい、よけてしまったら(^^;先生も顔色一つ変えず、「そんだけ反射神経あるなら、どうしてもっとはやくポジション移動できないんだろうね…」と。
私は笑うしかない(^_^;

12時過ぎ
レッスン終了
腹を下しているので、昼ごはんは抜き・

13時
レスン室を借りて練習

16時
レッスン室の鍵をかえす。
さすがに朝から固形物を口にしていないので、こりゃいかんだろうと思い、購買部でインスタントお粥を買い、食べてみる
とりあえず、お腹は大丈夫のよう

17時
レッスン室を借りて練習

21時半
鍵をかえす

22時
ネットしてメールチェックや、雑用などをこなす

23時
おやすみ~

いったい、なぜ、こんなにひどくお腹を壊したのか…
急激に寒くなったせいで、冷気を口からたくさん食べすぎたんだよ
と言う人もいる(^^;本当か???
じゃあ、日本の北海道や東北の人も季節の変わり目はどうなんだろう。

痴漢に遭ってしまった。

さて、月曜日の夕方、タイトルを読んでのごとく、痴漢に遭いました。

一言でいうなら、すごくムカつき、気分を害しました(一言で済んでないか…)。

中国で痴漢に遭ったのは3回目ですが(2回は自分で、一回は隣にいた友人)、いつもなぜかさほど込んでいない電車やバスの中なんですよね。
バレバレだろうと思うんですけど、敢えて行動するんですよね。
(日本でも痴漢に遭ったことありますが、ものすごく混んでいる電車だったりして、意外とどの人か特定できないことありますよね…)

今回の方は、行動が言い訳できそうな範疇にあるものですから、結局、怒るわけにもいかず、正面向いて睨んでみたら、別の方のところへ行きました。
その別の女性は携帯メールに熱心で、そのおじさんが、揺れに乗じて肩に触れてきたりするのに気付いてませんでした。
つまり決定的に痴漢だと言いきれる場所は触らず、肩とか腕とか背中とかを揺れたりよろけたりするついでみたいに、自分の体と接触させたがるんですよね…
傍から見ていると滑稽なくらいオジサンの魂胆が見え見えなんですけど、何分、微妙に言い訳できそうだから、逆キレされても困るんで、その女性にご忠告はしなかったんですけどね。

一番、我慢できなかったのは、髪に触れられたことです。
髪なんて、感覚ないんだからどうってことないと思うでしょ?
まだ、お尻ポンと触られた方がマシですよ…
満員電車じゃよくあるし、私の母の世代だと、課長が○○チャン元気~とか冗談でお尻ポンっていうことは多々あったらしいじゃないですか…(今やったらセクハラだけど)
髪はといえば、実は私、この間まで、男性の美容師さんに切ってもらうのも嫌だったんですよね。
男性で私の髪を触っても気持ち悪くなかったのは、父と夫ぐらいだったんです。

初めて中国で痴漢に遭った時は、逃げたら、追っかけてきて抱きつかれたんだよな…痴漢って言うより変態ですよね。
しかし、痴漢って、結局、触れられれば、相手の女性の歳や外見ってどうでもいいみたいですよね。
う~ん
ホント、運が悪かったんだな。

あ~ほんと、そんなに女性に触りたければ、そういうサービスを提供してくれるところに行ってくれ!と言いたいですが、多分、そういうとこに行くお金ないから、電車に乗るんですよね…