日曜日は最高気温4度らしい

携帯ニュースを見ていたら、
週末は大寒波が襲ってくるらしい。
日曜日は最高気温4度…凍死しそう。

さて、私は冷え症で、冬になると手足が冷たくてまるで死体のようです。

でも手袋したら、楽器弾けませんよね。
そこで、ミトンの手袋の先なしタイプが大活躍です。

私は三味線や三弦弾くときに、別に指スリなくても弾けますが、あればそれなりに棹の滑りがよいので、このミトン手袋も指スリの代わりになります。
前にそれで弾いていたら、「パフォーマンスとしてそういう手袋で弾くこともあるけど、普通はしないよ、よくそんなんで弾けるなぁ」と三味線の師匠に言われました。冬は指スリよりこっちの方があったかくて実用的だなぁ。

でも気をつけないと、滑りすぎる(^^;

二胡でも、滑りを良くするために三味線の指スリを試す人とか、パウダーはたいたりする人がいると聞きますが、ミトン手袋、どうでしょ?

女学生のある大変な一日

一応、女学生です、私も。

5時半起床
いつもは六時半~七時半ぐらいの間に、日光に反応して自然に目が覚めるのだけど、この日は腹痛で目が覚める。
夕べ食べたものが消化不良のようだ…
胃が痛いのがしばらく続いたら、今度は腸が痛みだす…
はっきりって腹下したんだなぁと思いつつ、別に熱があるわけではないので、食中毒というわけでもない。
単に消化の悪いものを夜遅くに食べてそのまま寝てしまったのがいけないらしい。
ずっとトイレとの間を行ったり来たり…
そういう日に限って、午前中に三弦の専門科目のレッスンが入ってたりして実にマズイ。

八時半頃
いつもならとっくにレッスン室を借りて練習しているところだけど、それどころじゃない。
やっと出るものもなくなって、脱水状態かもと思いつつ、甘い紅茶を飲んで水分と糖分補給。
10時には講義室に行くべきなので、それまで、宿舎で練習。
すると、隣の韓国人学生がトントンと部屋をノック。
わ~、音出して、これはまずかったかなと、おそりおそるドアを開けると…
ニコニコ立ってて、「いや~いい音出してるね~ボクこれから講義だから、バイバイ」とだけ挨拶された。
多分、普段私はあまり部屋に居ないので、単に挨拶したかっただけらしい(^^;

10時
教学楼の下のエレベータ前に行くと
「先生!今エレベータ修理中だから、悪いけど階段使って~」と言われる。
そうなんだよね、同じ学科ではない人や職員さんからはよく「先生!」と呼びかけられる。
面倒くさいので、否定はしない…
しかし、こんなに下手くそな先生いないって。
違う学科の人からは、ある程度、歳いってるし、いつも楽器持ち歩いていれば、必然的にあの人は先生だろうと思われてしまうのだ。
購買部のおばちゃんにもよく「こんな時間まで授業?先生は大変ねぇ」と言われたことがあるが、大変なのは私に付き合った先生の方(笑)

10時20分
レッスン室前。
としみね先生がレッスン室の前で隣の先生と雑談中
「あれ、お前、何でこんなに早く来たの?」と言う
え?先生、いつの間にか時間割調整していて、私は一時間後だった…
ついでにいうと、私の後ろの子の授業も調整していて、私の前に入れるから(彼らは専攻ではなく副科なので、すぐに終わるから前にしたらしい)、もう少し外で練習してろと言い渡される…
そう、日本のお稽古ごとの先生と違って、中国の大学の先生は(日本の音大はどうか知らないけど)結構アバウトに予定を組みかえる(^^;

11時
レッスン開始。
いつもより速い速度で先生と一緒に弾いたため、すげ~音程狂って、先生に左手を叩かれる
殴られるわけではないが、パンと飛んでくるので、三回目は反射的につい、よけてしまったら(^^;先生も顔色一つ変えず、「そんだけ反射神経あるなら、どうしてもっとはやくポジション移動できないんだろうね…」と。
私は笑うしかない(^_^;

12時過ぎ
レッスン終了
腹を下しているので、昼ごはんは抜き・

13時
レスン室を借りて練習

16時
レッスン室の鍵をかえす。
さすがに朝から固形物を口にしていないので、こりゃいかんだろうと思い、購買部でインスタントお粥を買い、食べてみる
とりあえず、お腹は大丈夫のよう

17時
レッスン室を借りて練習

21時半
鍵をかえす

22時
ネットしてメールチェックや、雑用などをこなす

23時
おやすみ~

いったい、なぜ、こんなにひどくお腹を壊したのか…
急激に寒くなったせいで、冷気を口からたくさん食べすぎたんだよ
と言う人もいる(^^;本当か???
じゃあ、日本の北海道や東北の人も季節の変わり目はどうなんだろう。

練習は時間じゃなくて頭を使え!

はい、耳に痛いタイトルです。
私は練習時間が多いです。
それは何を意味するのか…
以前家族に「これだけの練習時間を子どもがやってたら、間違いなく演奏家のはしくれにはなれると思う」と言ったら、
「そうかもね」と言われました。
これも、歳のせいかなと思いますが、それだけでもないでしょうね。

一番いけないのが、盲目的に曲を何べんも弾くこと。
全然意味ないにもかかわらず、疲れていたり、落ち込んでいたりすると、やりがち(楽だものね)
そして、無駄な練習を繰り返す、あるいは間違いを繰り返すことにより、ますます自信を失っていく…
ダメじゃん。

やるべきなのは、まず最初に

練習の目的をはっきりさせること

これ、どこの音大の先生でもそう言ってるし、聞きあきた言葉なのに、実践してない人多い(^^;
今まで、どう、実践したらいいのか分からなかったんです。
手帳術みたいな本読んでて、ふと分かりました。
まず、人の記憶力や、「XXやるぞ~」という意気込みはすぐに消えますので、練習ノートをつくることです。

1、自分の思いっきり好きなデザインのノートを買う。私は先日、めちゃくちゃ可愛い猫のノートを買いました。

2、ノートの記念すべき一頁目は、自分の憧れの先生に座右の銘を書いてもらう。
(私のクラスメイトは琵琶の劉徳海先生に「弾琴快楽!」と書いてもらった譜面を大事にしてます。頑張れとかそういう堅苦しい意味じゃなくて、直訳すれば「楽しく弾けよ~」と言う感じのエールですね(笑))

3、先生に書いてもらえない場合は、自分で好きな言葉を書く。私は「熟能生巧 勤能補拙」(熟練すれば巧妙になるもんだよ、真面目に練習すりゃ、非才を補えるよって、何か凡人には嬉しい言葉じゃんないですか(^^;)

4、さて、二頁目からは見開きになるわけで、
左に問題点とこうあるべきだという理想を書く。右の頁には左の頁の問題点を改善できそうな練習案を書く。

5、問題多いでしょうから、私の場合、一つの見開きが「音程」(左手の問題)の問題、次の見開きが「右手問題」、次の見開きが音色の問題というカテを作りました。

6、後は効果を確認して、意味のない解決案は線を引いて消し、「何かいいかも」と感じた案を継続して練習します。

7、課題曲なんかがある場合は、何小節目、XX問題点とか書いていくのもありですわな。

というわけで、これで少し、練習時間の短縮になりました。
コンクールとか、発表会とか近いうちにリミットがある人は、上記に加えていついつまでにXX完了と書くのもありですね。