先日、某師範大学の音楽科で教員をしている中国人の友人からSNSを頂き、作曲コンクールに参加した友人の曲に投票してあげてほしいとのことでした。
http://www.135music.com/toupiao/index.asp
12番の《家在钟山下》という曲なのですが、
うん、優雅でいい曲じゃんか、と素直に思いました。
だから、投票しました。
子どもの頃、友人から電話がかかってきて「父が町議員に立候補しているのでお父さんによろしく言ってください」とお願された時、
うっかり、「いや、父には父の考えがあるだろうから、よろしくと言われても、そんなこと分かんない」と言ってしまい、
後で母に「お前はバカだねぇ、そういう時は何でもハイハイって言っておけばいいのよ。どうせ投票したかどうかなんて分からないんだから」と諭されました。
大人の世界ってそういうものなんだと分かりましたが、でも、全然、自分が責任の負えないことを「はいはい~」って言えないよね。
で、この歌曲の投票ですが、正直、「聴いてみて全然趣味じゃなかったら、どうしようかな~」と思わなくもありませんでした。
でも、人の好みは千差万別。
哀しいのは、世の中、才能、金、環境、人脈、チャンス等すべてそろう人は稀なわけで、誰にも気づいてもらえない作品が、人に気付かれることなく、そこに転がっているだけっていう状態。
だから、ちゃんと聴いて、ちゃんと投票してみました。
え~なんじゃこりゃって思ったら投票したかな?
一応、私も(精神年齢はさておき)大人だから、投票したでしょう、多分…