どうして音楽には美人さんばかり出てくるのよ?

先日、三弦のレッスンで「柳青娘」という曲の最初の方だけ教えていただきました。
普通にググると潮州の民間筝曲ばかり出てきてしまいますが、私の課題曲は北方芸人さんの間で、三弦弾きになるならこの曲は必須でしょうと言われている三弦曲の方であります。
実際は個々の演奏者によって若干違うので、誰それの演奏譜というものが流通している訳ですが、譜面見てもさ~、なんかさ~、いわゆる音楽の塊が、西洋音楽と違って、やっぱ、耳で覚えないとワケ分かんないわ~

さて、曲のタイトルですが、あんまり良く分からない…
一説には古代の名妓の名前であったとか、美人の芸子さんの総称だとか、言われているようであります。

そういえば、民謡などでも、評判の美人の名前はよく出てきますね。
「みよこ」とか「おしま」とか。
ふと思ったのだけど、すごいブスを唄った曲って、ないのかな。
なんかね、自分が美人じゃないから、敢えて言うけれども、美人じゃない人だって、美人さんが出てくる曲を弾かなきゃいけない(あるいは、弾きたい)わけで、人間、努力すれば、ある程度、化粧等で錯覚を引き起こすことはできるし、演奏が絶妙であれば、普通の人が美人に見えるかもしれない…

不格好で面白おかしい(でも可愛い)という女性が出てくる名曲でもあって、ぜひ、一流の美人演奏者に苦労して弾いてもらいたいわ~とか思う私って、すごい性格ひねくれてますか???

週末は二胡LESSONが定番なのだけど、何せ、レッスンに行っていないので書きようがない(汗)。実はやる気なくて、北京に戻っているのに、ナナ先生に戻ってきたよと連絡してない…来週からちゃんとやります。

私の顔は悲劇向きかも

doga
ずっと、動画を撮ってみたいと思っていました。
でも、デジカメで撮ると、音声がいまいち。
かといって、デジタルビデオカメラっていうのも大げさなような気がしてました。
で、デジタルビデオカメラも音声がいまいち。
一番いいのは、画像と音声を別どりすることだけど、面倒くさい。
本格的に勉強したら…私の性格上、その道のプロかセミプロになるまで、のめり込む可能性があるので、妥協して映像がまぁまぁで音声がきれいな機械ってなかろうかとさがしてみました。
世の中にはあるんですねぇ、そういうのが。
ICレコーダにビデオがおまけについてきちゃったみたいなものを買いました。
本当はこれの上位機種のほうがライン入力とかできていいみたいですけどね。
さすがに人気らしくて在庫がなかったので、これでいいや…って感じ。
当然、音声重視で、映像は、ま~悪くはないね、って感じかな。
もっと早く手元にあったら、発表会で兄弟子先生とか撮らせてもらったのにな~残念。
自分の練習用(チェック)と先生の模範演奏録画させてもらおうと思ってます(ちなみに、私の三弦の先生は映像も録音もOK。二胡の先生は録音録画は以前、勝手に動画サイトに投稿されてしまった苦い経験があるので、一律NGにしているそうです。三味線の師匠はレッスン中の録音はOKしてくださいます。)

前に、うちの大学で功房(演劇のためのレッスン室で大きな鏡があります。通常、演劇科の人しか借りられませんが、その時は琴房(防音室)が借りられなかったので融通きかせてくれたんです)を借りてみたとき、自分の演奏姿にショックで一週間立ち直れませんでした。
今回も、自分の動画見たら、気分悪くなるだろうな~と思いながら、テスト録画して、パソコンで再生してみましたが、やっぱりショックでした。
ほんと、もとの顔が悪いのはどうしようもないことだけど、それに加えて表情がほんと嫌そうに弾いてるんだよね。
客観的にみると、そんなに嫌なら練習するのやめたら?といいたくなるような顔。
実際、自分的には練習したくてやってるわけで、全然嫌じゃないのに(仕事や勉強の方がよっぽど嫌だ)、あーでもない、こーでもないと思って弾くから、嫌そうに見えるんだろうなぁ。
いつぞや、三味線の師匠も私が一生懸命弾いてるの見てたら、気分悪くなったって言ったしなぁ(泣)
でも、思えば、昔から親にも、「あんたって普通の顔がつまんなさそうに見える」って言われてたっけ。
世の中には普通にしているだけで、微笑んでいるように見える人がいてうらやましい…
実際、苦しそうな顔して弾く演奏家は少なからずいるけど、上手いから許されるんだよねぇ?
上手くなくて、嫌そうな顔して弾く私はどうしたらいいんだい?
せめて、人前で弾く時は、「この音嫌だなぁ」「この音ずれたなぁ」とかいう粗さがしやめて、楽しそうに弾かないとマズイよね…はぁ。

で、悲劇弾いてるときは、本人は普通に弾いているだけなのに、なんか、ハマってるわ。
これから、悲劇専門に弾こうか(笑)

津軽三味線全国大会をネットで見ながら…

今日はず~っと津軽三味線全国大会(会場:弘前文化センター)の動画をネットのストリーミングで見てました。
リアルで知っている人、単にこっちは存じ上げてて、ちょくちょくブログを拝見しているけど、あちらはこっちのことなんて全然知らないだろうなって人も含めて、知ってる人が出てたからね。
ついつい、ず~っと見てしまいました。

初めて、津軽三味線の大会を拝見したのですが、みんな本当に普段着で弾いてるんですね。
ちょっと驚いた(^^;

余談ですが、私は師匠に「(私の三味線の音が)大三弦みたいな変わった音するよね」って言われたことがあります。
たぶん、私の腕のせい(純粋に技術が低すぎという問題+本人は津軽民謡をついこの間まで何一つ聴いたことがなかったので津軽っぽさがしみついていないという問題)と、日頃、乾燥のひどい北京にいるので、皮を手加減して貼ってもらったせい(たぶん緩め)、ずっと北京にいるのでその気候に三味線が慣れてしまったせいだと思うんですけどね(^^;

で、北京で大三弦とか、二胡弾いてる時は、先生に「あなたの音って、なんか、日本の筝みたいな音がする」って言われるんですORZ

私、どうしようもないですね(笑)

モンゴルの方の津軽三味線聴きながら、う~ん、彼も似たようなこと言われて、悩まないのかなとチョット思ったりしました。