自分の楽器のここが好き

【問題1】中国三弦のここが好き!を3つ述べよ。

1、フレットがないので、自由な音程を創り出せるところ。特に滑音(ポルタメント)大好き。(上手くないけど)
2、棹が長いところ。上記に通ずるが、とにかく棹が長いので、棹の上に音がいっぱいあるところ。上手い人になると棹を滑る腕の動きも美しい。
3、中国語でいうところの「顆粒性」がある。つまり等間隔の音の粒が美しく細かい。三味線や日本琵琶のようにサワリ(弦が棹に触れて生ずるビーンというノイズ)がつかないので、音がクリア。

【問題2】三味線のここが好き!を3つ述べよ

1、フレットがないので、自由な音程を創り出せるところ。特にポルタメント大好き。(上手くないけど)
2、サワリが付くのがいい。問題1の回答3と矛盾するようだけど、このぼやける音、大好き。
3、津軽三味線の場合、打楽器的要素も強いので、踊りたくなるのがいい。

【問題3】二胡のここが好き!を3つ述べよ

1、フレットがないので、自由な音程を創り出せるところ。特に滑音(ポルタメント)大好き。(上手くないけど)
2、音が長く伸ばせるところ。これは、問題1の回答3と矛盾するけど、上手い人になると弓を反しても音が途切れない、神業である。
3、楽器が軽いところ。紫檀でも全然重くない。そりゃ、大三弦に比べたら、何でも軽いさ~o@(^-^)@o。

【まとめ】
つまるところ、私は滑る音がものすごく好きらしい(人*´∀`)
でも、フレットがないということは、それだけ音程をつかむ耳と指の繊細さが求められるわけで、半音と言ってもピアノの半音みたいにいかないので、あらゆる半音(?)が存在し、そのバランスをとるセンスが問われる。
なんで、音程感覚が鈍いのに、こんなに、おっそろしい楽器ばかりを習い続けられるのか、我ながら謎。
しかも、私が好きなところはすべて、私が上手くできないことばかり。

あ、そうか、「鈍い」というのも、この手の楽器を続ける上では、最高の武器なのではなかろうか。
中途半端に繊細だったら、自分の音に耐え切れず、今頃、自分が二階から飛び降りるか、棹を折るしかないもんね。

プラス思考になろう!とプラス思考してみる


プラス思考とは、そう意識しているうちはちっともプラス思考ではないと思います。

先日、三味線のお稽古の前に
「どうしたの?なんか、つまらなさそうだね」と師匠に言われ
「病み上がりですから」とごまかしておきましたが(これも事実なので嘘ではない~)、
本当はご指摘の通り、テンション低いんです。

マイナス思考にとらわれていて、音楽をしようと思うと、無気力になります。
他のことは、自分にとってどうでもいいことなので、別に上手くいこうが上手くいかなかろうが、落ち込まないですけどね。

無理やりですが、「プラス思考」なんていうヒーリングCD買ってみました。
効くんですかね…サブリミナル効果。
そもそも、高周波数帯にどういうメッセージが入っているんでしょうねぇ…
聴音試験でもないのに、ついつい階名で歌いそうになる(^^;
え?リラックスどころか、逆効果か?

そして、アロマ効果なんていうのも期待して、自分の好きな甘ったるいお香ばかり大人買いしてみました。
バニラ、ココナッツ、チョコレート、白桃などなど…
写真は横置きのお香立てです。
長いインド香なんかを立てておくのに便利です。

まぁ、普通の神経持っていれば、落ち込んだり、おかしくならない方が不思議な世の中になってますから、この程度の落ち込み、大したことないんですけどね。

和服で中国三弦を弾く女


20世紀初頭に忘れ去られた女流写真家、萩原ありの最高駄作「和服で中国三弦を弾く女」
これは双子の姉妹、游鯉を撮影したものと伝えられている(笑)

私、本当に自宅では、こういう格好で練習してるんですよ。
(単衣の木綿着物に半幅帯の普段着です)
百年前の日本にこんなにでかい三線があったとの誤解を招いたらどうしましょう…

【余談】
2月10日、六本木のレストラン「ピンクカウ」のイベント「ジャパニーズラウンジナイト」で、一曲弾かせてもらえそうです。
腕の方は?なのですが、三味線や三線とどう違うかっていうお話はできると思います。
日本文化を外国人に知ってもらおうというコンセプトのイベントなのにいいんだろうか…<(; ^ ー^)
ノリのよい歌謡曲や現代曲、弾けません。
…どうも、すいませんデス。