あぁ、日本語ってなんてムズカシイ言語なんだろう

日経ビジネスオンラインの記事を読んでいて、あーこれ、分かる、分かる、英語だけじゃなくて、中国語でもそうだよと思いました。

High Contextは、以心伝心、あうんの呼吸が通じる文化。それに対してLow Contextは、きちんと言葉で説明しないと通じない文化ということになります。
グローバルプロジェクトではいろいろな国や文化の人が参加していますので、Low Contextに合わせることをお勧めいたします。誰がいつまでに具体的に何をするのかということを伝えないと、「このようなことを期待しているのだろう な……」などと気を回してくれないので、おそらく仕事は出来上がってこないでしょう。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/skillup/20130607/249352/?mlt

【これで乗り切れ! 「英語」で初仕事】英語で「がんばります」は要注意?
「お先です」「お疲れさま」も英訳不能―岡田秀雄

私がかつて通っていた大学は中国研究では知られた大学だったので、中国人留学生や中国留学帰りの先生、生徒が異常に多かったわけですが、当時、K先生はことあるごとに我々におっしゃってました。

「アジア人は見た目が同じだから、うっかり、相手も自分と同じように考えているに違いないと思ってしまうけど、これは大きな間違い。西洋人といるんだぐらいの気持ちで接しなさい」

そういえば、日本人のメールの出だし、「お疲れ様です」が多いですね。
枕詞のようなものだと私は思ってます。
夫も学生(といっても、法科大学院生なので、様々な年代の方がおられます)から来るメールに「お疲れ様」って書いてあると「疲れてねーよ(笑)」と心の中で呟くのだとか。

私の三味線の師匠も、前はよくメールの出だしがこうでした。
多分、どっぷりと日本社会の文化の中にいらっしゃるからなのかもしれません。
師匠の親戚には中国の方がいらっしゃるので、以前、私は師匠に「師匠は中国語できるの?」と聞いたことがあります。
「いや、できない。でも、“お疲れさまでした”ってなんていうの?って教えてもらったよ、“辛苦了”っていうんだっけ?」っておっしゃてました。

中国人同士なら、まず言わないな~。
確かに間違ってないと思うし、師匠ぐらいの社会的な立場の人が私にそう言うなら問題ないだろうけど、私は師匠に“辛苦了”なんて言えないよ~
確かに“辛苦了”は、直訳すれば「あなたは疲れている」という意味なんだけど、「あなたすごく大変だったわねぇ、ものすごく頑張ったのね」っていうニュアンスだと思うんですよ。

「いつもお世話になっております」とかもね、日本人相手に仕事をしている中国人なら、そういう言い回しの中国語を無理に使うだろうけど、中国人同士なら、ない、ない。

日本語が堪能な中国人でも、私に日本語のアドバイスを求めてくる時は、往々にして「こういう趣旨のことを言いたいんだけど、ハッキリ言うとショックかもしれないので、はっきり『NO』という意思が相手に伝わるけど、言葉的にはやんわり言う方法はないか」と言うもの。
うん、なんか分かるよ。
中国語をそのまま日本語に翻訳して日本人に伝えたらショックな言い回しって結構あるもの(笑)。

実は、私が今一番、理解に時間がかかるのが日本語だったりして…
本当に空気読むのが難しい言語だと思います。

関係者の皆様、私に話しかけるときは、「こいつ、宇宙人だったな」ぐらいの気持ちで、具体的におっしゃっていただけると助かります。

2 thoughts on “あぁ、日本語ってなんてムズカシイ言語なんだろう

  1. あ~その「お疲れ様」 いつから一般的になったんですかねー。
    私も いつの間にやら周りのあいさつが「お疲れ様」になったんでビックリしました、数十年前。

    イベント後2~3日して会った時なら「先日はお疲れ様」でも良いでしょうけど、
    1か月も前に合ったのを「先日はお疲れ様…」って挨拶されても
    何の事やらですよ。
    「こんにちは」で良いと思うんですけどね。
    その後に話が 「先日はお世話に…」と 続くんなら分かるんですが。

    High Context  Low Context・・・これはモノを説明する商売柄いつも苦労します。
    地域性もあるかもしれませんが、相手が間違えない様に反応を見ながら・
    細かく・例を引いたりして 話すと怒りだす人がいるんですよ。
    「そんな事は聞かなくても分かる」って。(-_-;)

    で、そういう人は得てして すべき事が出来ない。
    そして「頭では分かっているけど出来ない」って言い訳する。
    なので、また一から分からなくなった所を探しながら遣り直し。(>_<;)

    相手に説明する時にもですが、自分が説明されて それを理解しなくちゃいけない場面にも
    High Context Low Contextの問題がある事を頭におかなくちゃ、ですね。
    折角 知識や技術を伝えてくれようとしているのに、取り落としたんじゃぁ申し訳ない。
    てか、お金払った分位は取り返さなきゃ!(笑)

    それにしても 文頭に「辛苦了」ってくると日本語的には字面が悪いですよね。(^_^;)

  2. くるみさん、こんばんは~

    私は教育実習を除いて、教えるという仕事に就いたことがありませんが、数回、講義をさせてもらった経験から察するところ、人に何かを説明するって、本当に難しいですよね。
    私の三弦の先生は「分かった?」ってのが口癖。
    あまりしつこいので、「私の中国語能力、そんなに低いわけでもないですよ」ってちょっとムッとしてしまったことがあるのだけど、先生曰く「言語の問題じゃなくて、中国人の学生でもよくオレの話、分かってないのよ、だから、どうしても確認する癖がついちゃってるの!」とムッとされてしまいました。

    >>それにしても 文頭に「辛苦了」ってくると日本語的には字面が悪いですよね。(^_^;)
    ^∇^)ノ─☆ほんと、ますます疲れそう…

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