お盆がくると思いだす

以前、私は津軽民謡を習う前は、民謡に縁もゆかりもない音楽生活をしてきたとか、うちの家族は民謡わからないと書いたような気がするけど、お盆がやってきて間違いだったことにふと気づきました。
私、生まれは名古屋ですが、小学生のころ、岐阜県の田舎に住んでいました。
お盆前には父方の家で、いとこ達と仏壇磨いて、お盆が来たら、晩御飯一緒に食べて、浴衣着て盆踊りに行きました。
盆踊り、大好き。
私が盆踊りで、何となく覚えているのは、郡上節(かわさき、春駒、やっちく)、炭坑節です。
(残念ながら郡上に行ったことはありません…)

郡上節で印象的なのは、叔父が『「あ、そんれんせ(どういう意味か私も知らない)」という囃子がどうしても「しょんべんしてぇ」に聴こえるんだよな~』と言っていたこと。
わはは、しょうもないこと覚えてるなぁ。
郡上の人、ごめんなさい。

小さいころ、見よう見まねで踊ってましたが、小学校でも体育の授業で教えてくれました。
しかし、私よりうんと年上の夫が、盆踊りを一つも、踊れないのにはビックリ。
そんなもん、教えてもらったことないんだって~
彼は東京の下町育ちですが…

懐かしくなって、なんか初心者向けの民謡CDなんて買ってしまった。
民謡って、日本語が母語の人でも、何言ってるのか分からないっていうのは、特に若い人には親しみ、わきようがないんだろうなぁ、と思うのでありました。
私も津軽民謡弾きながら、だいたいの意味は知ってるけど、一字一句、講義できるほどの知識を持ち合わせてませんし。
曲ごとに私が勝手に作った妄想ラブ・ストーリーはありますが…
いつか動画作ってみようかな(笑)
minyo