本日のデート、東京都現代美術館「アートと音楽-新たな共感覚をもとめて」
展覧会概要
本展は総合アドバイザーに音楽家の坂本龍一を迎え、この二つの表現が交差、連動することで生まれてくる多様な作品の紹介を通して、「私たちの時代」における見ること、聴くことの本質的な意味を問いかけます。
長谷川祐子(本展企画者/東京都現代美術館チーフ・キュレーター)
アートと音楽は、二つの異なるジャンルということになっている。しかし音をもってするアート、あるいは視覚表現による音楽というものも、あるんじゃないか。また、アートとも音楽とも、どちらとも言えず、どちらとも言える表現というものもあるんじゃないか。アートと音楽による共感覚、またその境界領域を探ることで、ヒトの芸術表現の根源だけでなく、その未来も垣間見えるんじゃないか、そんな期待をこめてこの展覧会は催されます。
本展総合アドバイザー 坂本龍一
http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/138
何かとよくわからない現代アートでありますが、芸術学研究科の院生として、一応、勉強のために見に行ってきました。
正直な感想を書きますが、やっぱり、現代アートってよく分からんわ~
n(ー_ー?)ン?
でも、入ってすぐの作品には理屈抜きで、心ひかれるものがありましたね。
セレスト・ブルシエ=ムジュノ|Céleste Boursier-Mougenotさんの作品なのですが、青い丸いプールに複数の白い陶器のお椀が浮いているのですが、それが流水に乗って動くために、お椀同士がぶつかるたびに、何とも言えない音が会場に響き渡ります。
それは、もう、リズムとか規則性は全くなくて、単なる偶然の音楽です。
陶器と陶器のぶつかる音、カツーンというか、コーンというか、ちょっとカタカナで言いにくい音ですが、すごく響くいい音。
まるで天国のオアシスだわ~
私には心と心が接触する音に聴こえました。
まさに、心弾かれる音楽というわけ。
↓参考URLです。
http://www.mot-art-museum.jp/music/celeste-boursier-mougenot.html
後の作品は、正直、よくわかんなかった。
教授の作品に至っては…こんなこと言っていいのかな…
一緒に観た隣の人も(全然知らない人です)
「これって…どこをどう感じたらいいんだろう?」
「これは何?って聞くのは、野暮ってものでしょうか…」と悩んでおりまして(笑)
凡人にはチョット分かりづらい表現でしたね。
あ、そうそう、ジョン・ケージの「4分33秒」(注:音楽は音を鳴らすものという常識を覆す、「無音の」音楽)の楽譜見ましたよ。
ピアノで演奏(?)されることの多い曲ですが、三味線や二胡でやった人、いないのかなぁ~
今度、自分がやってみよう(^^;