久しぶりの二胡のレッスンです。
いや~いつまでたっても、何年たっても自信持って音階弾けない私です。
ナナ先生も「つかぬことを聞くけど、そうやってオドオド弾くのは、音程の狂いが分からないからなのか、分かっているけど、手元治せないのかどっち?」とお聴きになられました。
どっちもなんですが…
あえていうなら、正しい(と思われる)音程が心で唄えないからです。
もっと正直に言えば、正しい音程唄える人なんているの?っていうことなんですが…
世の中には自分は正しいと思って弾いてるけど、すごく気持ち悪い音階弾く人いるよね?
私はおそらくだいたいの音程の狂いは分かっている(つもり)と思いますが、微妙な狂いは分かっていないし、何かの弾みに基準音が狂うと絶対音感がないので、全体的に音が狂い始めます。
だから、普段ず~っとチューナー点けっぱなしにしてるんですよね。
それ、やめなさいと言われました(^^;
「音程分からないなら、ピアノに合わせて弾きなさい」と言われました。
厳密に言えば、ピアノも平均律ですから、ピタッと合う筈もないんですが、だいたい合わせるのに役立つわけですよね。
しかも、チューナーにあわせるよりは、ピアノに合わせた方が音程のズレをとっさに矯正できる能力を養うには向いている筈。
あと、よくやるのは、誰かの模範演奏と一緒に弾くってことですが、一緒に弾いている時はちゃんと合ってますけど、その音源がなくなると怖くて弾けないですヨ。
つまり、あれだね…
人生において成功体験がないから、自分そのものを肯定できないんじゃなかろうか…
先生と一緒なら「先生は正しい」から、その先生と同じような音程が出ていれば安心って言うか…
実際、先生でも間違うし、狂うわけだけど(これ、ホントだし、先生自身も自分で言うことあるもんね)、聴衆は気づかないことも多いし、気付いていても、先生のことを好きな人達はそれを責めるようなまねはしないからなぁ。
というか、そんなちょっとのミスで演奏すべてがオジャンになるような腕なら、演奏家や先生は務まらないっていうか、それ以上の魅力があるから大丈夫なわけでしょう?
つまり演奏家の場合、音程やリズムが「狂って」ても聴衆にとっては「正しい」んですよね。
そういう魅力のない私が、音程狂うって、そりゃ、恐ろしくないわけないじゃない?
と思うのですが、この気持ち、才能のある人、褒められて育った人には分かんないんだろうな。
「賽馬」はとりあえず、ゆっくりなら、何となく弾けてるんで、この調子で引き続きやっていきます。
「二泉映月」はとりあえず、しばらく寝かせましょうということになりました。
この曲、別に難しくないのに、重たいんですよね。
表面的なことなら、多分、速い人で半年習っただけでも弾けちゃうでしょう?
でも、そういう上っ面だけで人に聞かせられる曲じゃないんですよね。
だから、しばらく放置に決定。
その代わりと言っては何だけど、ということで「春詩」をやってみないかと薦められました。
ちょうど、春っぽくて、私の技術向上のためにいいし、そのわりには内容は「春」をイメージすればいいだけの重苦しくない曲でいいじゃんかということです。
【注意点】
わたしのビブラートの掛け方は、中途半端。
初心者にありがちな当たり前のことなんですが、次の音に移ることに頭がいっぱいいっぱいで、ビブラートが中途半端に半拍かかっているだけで、一拍を満たしていないんです。
これは、今日明日できるものでもないんで、気長にそういう状態なのだということを気にしつつ、長い目で練習しないといけないらしいです。
これでいいんだと思ってしまって注意しないと、そう言う変な癖がついたままという人も、ナナ先生曰く音大受験生でもいるらしいですしね。
游鯉さん こんばんわ!
久しぶりの二胡レッスン記でうれしくなります。
三弦、三味線もフレットが無いので、音程は取り難いかと思うのですが、指板がある分楽なのでしょうか。
私もチューナーつけっぱなしで練習しています。
楽器初めての私としては、正しい音程(平均律)の音を耳に覚えさせる必要があると思って使っています。
パソコンの作曲ソフトで作った音源と一緒に弾くと音程、リズムが非常に取り易いのは経験しています。 でもこの方法だと自分がうまくなったような錯覚をしそうで怖いです。
二胡を始めて3年経ちましたが、基礎が怪しいので、もう一度D調の音階練習からやり直しています。 難しい楽器を選んでしまったなあと思っています。 (後悔はしていませんが)
エリーのパパさん、こんばんは。
反応、はやっ、ですね(^^)
>>三弦、三味線もフレットが無いので、音程は取り難いかと思うのですが、
>>指板がある分楽なのでしょうか。
ええ、指板がある方が10倍は楽に音程とれると思います。
しかも、余分な力が入っていても音程が上がることはありませんから、初心者にとってはありがたいんじゃないかと思います。
三弦系の楽器は、プロの方でも目が不自由でない限り、確認程度に棹をチラ見してますよ。
三弦の棹に印を打っている人は多いですし(普通は上手くなればその印を消してしまいますが、数か所の印をそのまま目印代わりに残している人も割といます(消すのが面倒くさいだけかな)
もちろんプロは見なくても弾けますが…二胡なんて弦を見ても、第一ポジションくらいしか意味ないでしょう(笑)
確かに二胡は、難しい楽器だと私も思います。
でも、おそらく、難しい分、多くの人がやりがいを感じているのかもしれないですよね。
私は真面目に練習する方なのですが、それでもこの程度なので、ナナ先生には、「この際、弾く時間より聴く時間を増やしたら?」と言われました(^^;
基礎大事ですよね。
基礎できてたら、後が楽だと皆言いますから、お互いがんばりましょう~